【個人講師向け】教室の魅力が200%アップする運営のコツ
「レッスンがマンネリ気味……」
「もっと講座を盛り上げたい」「新しい生徒さんにも来てほしい!」
そんな悩みは、講師業をしていると必ずといっていいほど付きまとうものです。
常に新しいコンテンツを開拓し、集客に成功しているライバルを見ては、自分と比べてしまうこともあるのではないでしょうか。
でも、レッスンについて悩むというのは、あなたが本気で誇りを持って講師をしている証拠でもあります。本気じゃなかったら、そもそも悩みませんからね。
今回はレッスンをもっと魅力的なものにしたい!と思うあなたに、今日からすぐ取り入れられる改善方法を解説します。実践すれば、教室が感謝と笑顔であふれること間違いなし!
最後まで読み、気になったものからぜひやってみてくださいね。
レッスンや講座は2つの要素からできている
いつものあなたのレッスンや講座、実は2つのエッセンスからできているということはご存知でしょうか?生徒さんが笑顔になり、満足する教室のためには、要素それぞれのクオリティを上げる努力が必要です。
まず、教室に欠かせない2つのエッセンスを整理してみましょう。
(1) コンテンツ要素=教える内容
1つ目のエッセンスは、「あなたが教えている内容」そのものです。どんなレッスンも講座も、教える内容=コンテンツがなければ成立しません。
たとえば私は、自分の教室で次のようなことを教えています。
* ベビーリトミック * 子どもの運動・器械体操 * ママ向け子育てと人間関係の改善方法 * 思考術・ノート術 |
リトミックや運動教室では身体の動かし方やコツを教え、子育て講座では自分自身と向き合い、見つめ直す方法を教え、さらに最近はノートを活用することで思考を整理し、アウトプットの質を上げる方法も伝えています。
こうした一つひとつの「教えているコンテンツ」が、教室を作り上げる大事なエッセンスの1つ目です。
では、もうひとつは?
(2) 副次的要素=雰囲気や空気感、居心地
教室を作るエッセンスの2つ目は何でしょうか?
そう、雰囲気や空気感、居心地といったものです。
どれも目には見えませんが、生徒さんや参加者の様子を見ていると、『確かにそこに存在している』ことが分かるもの。
そして生徒さんがレッスンの感想として伝えてくれる言葉というのは、実は雰囲気や空気感、居心地に触れたものが多いのではないでしょうか?
-「先生に会うと、自然と元気がでます!」 -「毎週、参加メンバーとおしゃべりするのが楽しみなんです」 -「ここに来ると、なんだかほっとします」 -「毎回、早く次が来ないかな~、って待ち遠しいんです!」 |
ほら、どれもレッスンの「内容」についてではなく、雰囲気や居心地の良さの感想ですよね。
そして、こうした言葉には、笑顔と満足が添えられることが多いはず。
毎回のレッスンが「今日も来てよかったです!」という思いに満ちる状態、それこそがあなたがつくりたい教室の姿ではないでしょうか。
レッスンの魅力アップには、どちらも大切
レッスンを形作る2つの要素「内容/雰囲気」は、どちらが欠けてもいけません。魅力と笑顔、満足にあふれ、参加者が絶えない教室のためには、内容も雰囲気も、レベルアップさせていく必要があるということです。
教える内容をレベルアップさせるには、次の3つそれぞれについて深く追求することがコツです。
● 伝える意義(なぜその内容を伝える必要があるのか) ● 伝えたい熱意(どうしてあなたはそれを伝えたいのか) ● 伝えた結果の改善(レッスンを受け、参加者にどうなってほしいか) |
もう1つの要素「雰囲気や空気感、居心地」の魅力を高めるには、どうすれば良いのでしょう?
講師の中には「教える内容のブラッシュアップには積極的だけど、空気感のコントロールは無頓着(参加者任せ)」という方もいます。
しかし講座の雰囲気というのは、実は参加者の満足度や継続意欲を決める、非常に重要なポイント!ここをないがしろにしたために、参加者とのご縁が繋がらないことだってあるのです。
どうしてそこまで雰囲気や空気感にこだわった方がよいのか、理由を次にまとめました。
レッスンや講座に「雰囲気」「居心地」が大切な理由
本来はメソッドやトレーニング、スキルを伝えるために開催される講座やレッスンに、雰囲気や空気感が大切な理由は、大きく2つあります。
理由(1) 参加者は「居場所」を求めているから
生徒さんは、どういった理由であなたのレッスンに参加しているのでしょうか。スキルアップ、健康・美容、人生の充実、さまざまな理由があると思いますが、どの生徒さんも根底には「居場所」を求めて来てくれてはいませんか?
居場所というのは、無条件で存在を受け入れてもらえる安心感のこと。心から安らぐことができ、穏やかな気持ちにさせてくれる環境のことです。
女性は常に、母や妻、ワーカー、PTAの役員、〇〇ちゃんママ、△△さんの奥さん……など、さまざまな「仮面」を使い分けて暮らしています。私たち講師も例外ではありません。
あなたの講座は、参加者がすべての役割を脱ぎ、自分をさらけだし過ごせる貴重な場所として機能しているのです。安心して過ごすためには、雰囲気が大切ですよね。
理由(2) 長いお付き合いは、「好き」が原点だから
一度、ご縁をいただいた方とは、長いお付き合いをしたいものです。お子さん対象のレッスンであれば、下のお子さんも、そのまた下のお子さんもお預かりできれば嬉しいですよね。
長いお付き合いには、「好き」という気持ちが原点にあることが欠かせません。
好きだから、続ける。
好きじゃないから、辞める。
意外と、シンプルなのです。
そして「好き」という気持ちの大きな判断材料となるのが、雰囲気や居心地、空気感といった感覚的なものだというのは、あなたも経験的に知っているはずです。
雰囲気や居心地は、あなたが作るもの
レッスンの雰囲気や居心地は、漫然と取り組んでいても理想には近付けません。
どんな雰囲気が良いか、どんな居心地を提供したいか。
参加者にはどんな気持ちになってもらいたいか、どんな表情で帰ってほしいか。
そういった一つひとつの理想を考え、実現に向けて工夫を重ね、初めて達成できるものです。あなたの事業の経営計画の一端と表現しても良いかもしれません。
「難しそう……」??
いいえ、そんなことはありません。
雰囲気や居心地を今日から良くできる簡単な方法があるんです。
実は私も毎回実践していること。おかげさまで「志穂さんのレッスンは、毎回元気になれます!」と言っていただけますが、きっとこの方法を続けているからかなと感じます。
コツは全部で5つ!
次の項目でまとめました。ぜひ、続きを読み進めてみてくださいね。
レッスンの空気感を劇的に良くする方法5つ
さあ、お待たせしました!いよいよ、レッスンの雰囲気・空気感、そして居心地を最高のものにするメソッドをお伝えしていきます。
全部で5項目あります。
ぜひ、今日から取り入れてみてください。きっと、生徒さんの表情がパアッ!と輝くのが実感できるはずです。
実際に私がやっている例も添えました。参考にしていただけると嬉しいです。
method(1) 準備時間に「笑顔のトレーニング」を行う
レッスンの笑顔と満足は、レッスン前の準備が肝です。まず、レッスンの準備に「笑顔のトレーニング」を加えてみましょう。
「スマイル0円」というキャッチコピーもありましたが、笑顔はそこにあるだけで場の空気をあたため、相手との距離を近付け、元気と幸せを与えてくれるものです。
あなたの笑顔レベルを高めることで、今日のレッスンにいつもの数倍もの活力があふれますよ!
笑顔トレーニングは、次の動画を参考にしてみてください。
笑顔トレーニングのポイントは、「身体全体を使い、呼吸するように笑うこと」です。表情筋だけではなく、全身を使って笑うことで、身体に笑顔のエネルギーが満ちてくるのがわかるはずです。
実は私はインド発祥の健康体操である「笑いヨガ」リーダーとしても活動しています。先ほどの動画も、笑いヨガの要素をふんだんに取り入れているんですよ!
method(2) 参加者には名前を添えて呼びかける
笑顔と感謝があふれるレッスンをつくるメソッド2つ目は、「参加者は常に名前を添えて呼びかけましょう」です。
お互い分かっているから、とつい名前を添えずに会話していませんか?長く通ってくださってる方ほど、気恥ずかしくて名前を呼べないなんてこともあるようです。
でも名前は、その人の存在を象徴するとても大切なもの。ちょっと呼びかけるだけで、お互いの心に親近感が湧くのが分かります。大人だけではなく、お子さんに対しても効果抜群!体験レッスンに来たお子さんも、名前を呼ぶだけであっという間に馴染んでくれることも多いのですよ!
相手にわかりやすいように、しかしさりげなく呼びかけるのがコツです。
意識的にやってみるとわかりますが、私たちは思いのほか、相手の名前は呼んでいないものです。だからこそ名前を呼びかけてみてください。やさしく、思いやりに満ちた空気感に変化が生まれますよ。
method(3) レッスン中:一人ひとりの様子に気を配る
レッスン中は、教えることだけに一生懸命になるのはNGです。教えることと同時に、参加者一人ひとりの様子に気を配りましょう。
私は、レッスンでも講座でも、講師から参加者への一方通行ではいけないと思っています。参加者がさまざまな形で示してくれる感情や気持ちをつぶさに拾いあつめ、応えていく。そんな双方向のやり取りこそが、満足度を高めてくれると、そう考えています。
参加者に「良く見てもらっている」「先生、ちゃんとわかってくれてる!」と感じてもらえるやり取りは、次のような方法がおすすめです。
◎ 普段と様子が違う方には個別に声をかける
普段との変化が良いものでもネガティブなものでも、積極的に気づき、そして気づいたら必ず声をかけましょう。「先生は気づいてくれた!」という気持ちは、ちょっとした喜びとして蓄積していきます。
特にネガティブな変化は個別に声をかける配慮も忘れずに。
◎ 「この前の話」を覚えていて、続きを話題にする
前回レッスン時に話したことの続きやその後を話題にするのも効果的です。「1週間も前のことなのに、覚えててくれた」という驚きは、人の心にポジティブに刺さりますからね。
◎ 口数が少ない人ほど、気を配る
口数が少ない人というのは、ともすると活発でおしゃべりな人の陰に隠れてしまいます。でも彼女たちも、しゃべらないからといって、何も感じていない訳ではありません。物静かな人ほど、いまどう感じているかな……、と配慮してみましょう。
method(4) 気づき:前回からの変化や成長を言葉にする
メソッドの4つ目は、前回からの変化や成長に積極的に気づき、言葉にしてフィードバックしていこう!ということです。
教えたことを早速実践してくれた、前回できなかったことができるようになった、努力の様子が見られる、一歩踏み出したように見える……、些細なことでも変化に気づいて伝えてくれるというのは嬉しいものです。
またあなたが成長だと感じた点でも、参加者自身は自覚していないこともあるでしょう。明瞭に伝えることで相手は自分の成長に気づき実感でき、さらに前向きな気持ちにもなれますよね。
髪を切っても気づかない男性諸氏のような振る舞いは、私たちはしてはいけませんよ!
method(5) 紹介は積極的に呼びかける
既存の参加者に、新しい仲間を紹介してほしい!そう思う講師の方は多いでしょう。一方、さまざまな思いが巡り、「紹介してください!」とストレートに言えない、という悩みも付き物ですよね。
でも顧客紹介をどんどん呼びかけることで、、既存参加者の満足度を上げることができるとしたら?
コツは「あなた(参加者)のお友達にこそ、来てほしい」という気持ちを込めること。新規の方を募集したいんじゃない、あなたのお知り合いに来ていただきたい。そしてあなたとのご縁をさらに深めていきたい、という思いを込めて発信してみましょう。
この気持ちを伝えられた方は、悪い気はしません。
いま紹介できる知人が思い当たらなくても、何かきっかけがあればと頭に留めてくれるでしょう。
人のご縁を大切にしたい方は、ぜひその気持ちを「紹介」の発信に込めてみてください。
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